|
筑摩神社
鍋冠まつり
2015年5月3日
米原町筑摩の筑摩神社で春の例祭、
鍋冠祭りに出かけてきました。
この祭礼は日本三大奇祭のひとつと言われています。
伊勢物語にも「近江なる 筑摩の祭」と詠まれており、
古来より伝わる祭礼です。
童女が狩衣姿に鍋を被って
渡御の列に加わるところから、この名で呼ばれています。
昔は童女ではなく氏子の女性が参加したとの事。
一緒に寝た男の数だけ鍋を被り、
もしその数をごまかせば、体がしびれたり、鍋が割れたりする
神罰が下ったと言われています。
かつて港町として賑わった筑摩の風紀の乱れを防ぎ、
女性の貞操観念を徹底する為の神事と伝えられています。
筑摩神社の祭神は、食物の神様です。
鍋は神供を運ぶ物であったとも伝えられています。
|
|