砺波
夜高祭


撮影 2015年6月13日




砺波の夜高祭は豊年万作、五穀豊穣を願う田祭として
田植えがひと段落したこの時期、毎年6月に行われます。

夜高行燈は和紙と竹を主な材料として
2か月〜3か月かけ制作されます。

初日は15基の大行燈の曳き廻しとコンクールが、
二日目は突合せが行われます。
午後7時。
薄暮の中を行燈の曳き廻しが始まります。
昨日のコンクールでの賞を誇らしげに貼り出し
街中を所狭しと走り抜けます。
大行燈に混じって小行燈の曳き廻しも行われています。
こちらは子供が主役。
大人顔負けの勇壮な姿が町のあちこちで見られます。
午後8時半を回ると、本町通りに大行燈が集まってきます。
いよいよ突合せです。

突合わせとは、
かつては道幅が狭く2基の行燈のすれ違いが難しく
互いの行燈をぶつけ合い、力で強引に道を明けさせた
行燈同士の喧嘩に由来しています。

2基の大行灯がドドーンと大きな音を立て
ぶつかり合う様は迫力満点です。
深夜も12時迫る頃
大行燈の突合せを終わり
今までの「喧嘩」を水に流し
お互いの健闘を讃え、労をねぎらう締めの儀式
「シャンシャン」が行われます。

本町交差点を中心に
色とりどりの行燈が一斉に揃う様子の美しさは
何とも言えません。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送