城端曳山祭
(富山県南砺市城端)
撮影 2017年5月5日
|
|
|
「越中の小京都」城端は坂の多い町です。
坂を上り、路地を抜けると新緑の山肌が見えてきます。
少し目を遠くにやれば残雪の頂きも見えます。
その城端で曳山祭が行われています。
町は祭で埋め尽くされていました。 |
|
|
城端曳山祭は、城端神明宮の春の祭礼です。
御神像を乗せた曳山6基や庵屋台が町内を巡行する
曳山神事です。
始まりは1970年代の江戸時代と伝えられたいます。
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また昨年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。 |
|
朝9時半、善徳寺前交差点に一同が集結し
巡幸が始まります。
山車と庵屋台は昔の面影を残す町並みを進んで行きます。 |
|
|
|
|
|
|
|
獅子舞も花を添えます。
曳山巡行路を清める露払いの役目を担っています。
この獅子舞は五箇山地方より伝わったとされる
多人数で舞う百足獅子です。 |
|
|
|
|
曳山には庵屋台が随行しています。
この屋台の中で若連中が庵唄を奏でます。
庵唄は江戸時代の端唄を元にしたもので
かつて先人達が江戸から持ち帰った端唄や替え歌小唄などを
採り入れながら江戸の粋な文化に浸ったという文化が
現在まで継承されていようです。
|
|
|
|
曳山巡行の見所のひとつが大工町です。
あまりにも狭い路地なので曳山の屋根を跳ね上ます。
また家の屋根や壁を手で押さえながらぎりぎりに進んで行きます。 |
|
|
|
|